生活記録

只々、日々の記録

人生で一番

人生で一番ビビった電話。

もう、10年くらい前だろうか。

 

朝5時。

電話の音で目が覚めた。

なんなの、こんな時間に。誰が死んだんだ。

こんな朝早くにかかってくる電話なんて

誰かが死んだっていう知らせ以外ありえない。

怖い・・・・と思いながら受話器を取ると

 

「孝雄(仮名)、離婚するってよーーーー!」(号泣)

 

桐島、部活やめるってよ」じゃねーんだから。

電話の主は母親だった。

息子夫婦(私から見ると弟夫婦)から前の日の夜、離婚すると聞かされたらしい。

ショックだからなのかなんなのか、我慢できなくなって

朝の5時に娘の私に電話をかけてきたのだ。

朝の5時に母親の号泣している声を電話口で聞くと

頭が真っ白になる。私は言ってやった。

「仕方ないんじゃない」

ホント、バカな人だなぁーと思う。

ショックなのはわかりますよ。

ただ朝の5時に電話してくることないでしょ。

とにかく、自分のことしか考えない人なのだ。

 

 

弟はその電話から数年後再婚した。