生活記録

只々、日々の記録

やさしい声

朝、新聞を読んでいたらこんな記事が載っていた。

「住宅用火災報知器設置義務化10年 電池切れに注意」

せっかく報知器がついていても、いざという時鳴らなかったら大変だ。

こういう事は気が付いたときにすぐやるべし。

しかし、実際どんな音がなるのだろうか。私は聞いたことがない。

火事を教えてくれるのだからよほどけたたましい音が鳴るのだろう。

外にも聞こえるのでは・・・近所の人がびっくりするのでは・・・

いろんな不安が思い浮かび確認作業が憂鬱になりかけたが

これは家族を守る私の役目、と自分をふるいたたせ

報知器からぶら下がった長い紐をゆっくりと引っ張った。

すると!!

 

 

 

 

正常です

 

それはそれはやさしい声だった。お気遣いありがとう。

わが家の報知器は正常だった。

安心したのも束の間、本番は一体どんな音で知らせてくれるのか

心配になってきた。優しい声で

火事です火事です

といわれても寝ていたら気が付かない。もっとヒステリックになるのだろうか。

「その時」の音を聞くことがないよう、火の用心を心掛けて生活しよう。