生活記録

只々、日々の記録

手を振って

スーパーに行ったら息子の同級生を見かけた。

私が手を振ると、テレたような顔をしながら頭をコクンと

下げて歩いて行った。

 

友達のお母さんに手を振られたら戸惑う年頃に

なっちゃったんだなぁ・・・・。

ついこの間までは笑って手を振ってくれたのに。

そうだよね、もう11歳だもんね。

 

保育園の頃を思い返してみる。

送り迎えで保育園に行けばたくさんの子供たちが

話しかけてくれた。

「長男くんのおかあさん、髪切った?」

「なんでマスクしてるのー」

「チャックしめてちょうだい!」

「見て―この粘土私がつくったんだよー」

小学校に入って2年生くらいまでは、道端で会ったり、学校で

会うと「長男くんのおかあさん!」なんて呼んで手を振ってくれたっけ。

それが3年生くらいになると話す言葉に敬語がまじってきて

あら?という感じになってくる。あんな無邪気に話しかけてきた

子たちが敬語か・・・と寂しい気持ちに。

そして5年生にもなると手も振ってくれないんだなー。

 

でも、ずうずうしいおばちゃんはメゲずに手を振り続けるぞ。