悲惨だなぁ
子育て支援センターで、お母さんたち3人でおしゃべりしているとき
実母の話になった。私が「母親、大嫌い」というと
ほかの2人のお母さんから「私も~」という言葉が返ってきて少しびっくり。
ひとりのお母さんは大人になってからありったけの思い(もちろん負の)をギャーと
いってやったのだという。
実は私もそれをやってみたいと思っていた。あの女にいつか、恨みつらみを
浴びせてやるぞ、と。だけど最近はもう、いいかという気持ちになっている。
というのも、3年ほど前に母親はうつ病になり、今は病院に入院していて
薬の影響なのか普段はボーっとしていて、歩き方もよぼよぼ状態。
そんな姿になってしまうとこちらもなんだか言うに言えない。
もっと母親が元気なうちに言っていればよかった、と思う。
若いときの写真をみると、とても美人だった母。上手に年をとれば素敵な
ばあちゃんになってたろうに。
本人の話によれば、母親に可愛がって育ててもらえなかったのだという。
そして結婚したものの離婚。子供達からは嫌われ一人ぼっちになり
今はうつ病で死ぬことしか考えられない。悲惨だなぁと思う。
親に愛されず育った人間の末路とはこういうものだ、ということを母は
身をもって教えてくれているのだと最近は思う。
母の母もそのように育てられたのだろう。その前もその前も。連綿と続いて
きたに違いない。その負の連鎖を断ち切ってやる。
なんて、ちょっとかっこよすぎか。あはは。