ちいさいおうち
私が大好きな絵本は「ちいさいおうち」です。
この本を初めて手に取ったのは図書館。
まだ幼稚園とか小学校の低学年だったと思います。
当時団地に住んでいた私は一軒家に
ものすごく憧れていました。
この「ちいさいおうち」に描かれているおうちは
まさに私の理想の家だったのです。
小さな丘のうえにあるちいさいおうち。
家のまわりにはリンゴの木が植えてあり
小川も流れています。
自分が「ちいさいおうち」に住んで
丘の上を友達とかけまわるところを何回も想像しました。
本を自分の手元にずっと置いておきたいけれど
図書館に返さなきゃいけない。
当時は親に頼んで本を買ってもらう、ということが
思い浮かばず、画用紙に絵本を書き写したりしました。
大人になったとき、ふと絵本のことを思い出し
ネットで調べたら販売していて驚きました。迷わず購入し
やがて生まれてきた3人の子ども達にも読んであげました。
ちいさいおうちは今でも私の憧れのおうちです。